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2015
Posted on 2015/01/11

明けましておめでとうございます
昨年は5枚目のアルバム「Carry on Your youth」発売、それに伴う トリオ編成、バンドスタイルという2つのツアーがあり
企画イベントや各地のイベント出演等、とても充実した一年になりました
ありがとうございます

その経験を生かし作品作りに励みたいと思います

今年も宜しくお願いします

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Carry on Your Youth楽曲解説『Hog_T W O S』
Posted on 2014/11/11

ご無沙汰しております
久しぶりの更新で申し訳ないです

楽曲解説最後の曲
M9 『Hog_T W O S』
解説していきたいと思います

 


純粋なインスト曲というのは1stALBUM以来かもしれません(僕の記憶が正しければ…)

曲のキャラクターは、わかりやすくいうとシューゲイザーという感じでしょうか
ディストーションギターの洪水の中に溺れる事なく淡々とビートを刻むタイトなリズムマシン
このアンバランスでミスマッチな感じが変に心地良いです
そして学生時代を思い出します
やっぱり好きなものってあまり変わっていないみたいです
アルバムのコンセプトに見事にハマった一曲になっています

 

この曲の顔といえばやはりディストーションギターですね!

シューゲイズディストーションの作り方には色々な方法があり、人それぞれの哲学のもとに作られている事が多いと思います
勿論正解等なく、そして全てが正解でもあります

僕自身色々なディストーションの壁を作ってきましたが、今回は僕の中では割とポピュラーな手法の一つで作りました

まずギターはお決まりのフェンダージャズマスター
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ジャズマスターのコロンッとした音も重要な要素にもなっているのですが、何よりもアームですね
緩くベンドしてくれる所が独特な色気のある揺れを作りだします


そしてディストーションペダル一つ繋げて

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ZTアンプという小型のトランジスタアンプにSM57をオンマイクにセッティングし録音して終了!

 

 

これだけです

録音は意外とシンプルです^^:


集音された音も普通です(トランジスタアンプ特有の硬質な音ではありますが)


何の変哲もないディストーションギターの音です


ココからが肝心です
録音した1本のディストーションギター素材をコレに入れるのです↓
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YAMAHA SPX900
シューゲーザー好きにおなじみのマルチエフェクター
コレでリバーヴをかけてあげるとあっという間にワイドに広がるディストーションギターの壁がそびえ立ちます


あの壁は一本のディストーションギターでできていたのです

ちょっとワイドすぎたのでEQでレンジを狭くして、さらにコンプレッサーでややつぶし気味にして完了


皆様もお試しあれ


出来上がった壁にRoland TR 808で作ったビートを加え
NORD LEAD やmoog SLIM PHATTYで作ったパッドやノイズを加え完了

 

 

 

という事で
5thALBUM『Carry on Your Youth』楽曲解説
全曲解説し終えました

かなり偏った内容になってしまいましたが、
たまにはこんなのもいいと思います

解説を読んだ後に曲を聴き直すと新たな楽しみが見つかるかもしれません
試してみてください

 


コレからもアルバム『Carry on Your Youth』をよろしくおねがいします

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Carry on Your Youth楽曲解説『Close Enough』
Posted on 2014/10/06

ご無沙汰しております
肌寒い季節になってきましたね
ショートパンツはしまいました

ツアーのため一時中断していた楽曲解説の続きを書きたいと思います
お待たせして申し訳ないです

 


今回は
M-8 『Close Enough』

 

先日のツアーでのハイライト的な役割を果たしていたこの曲
印象に残っている人も多いと思います

初期のdelofamiliaの雰囲気ありますね(2nd ALBUM「eddy」に入っていてもおかしくないキャラですね)
作ったのは割と最近です、今こういう曲が出来るのが自分でも不思議です
潜在的にずっとあるものなのかもしれません

 

曲を構成する楽器も普通です
歌、ギター、ベース、ドラムと少しばかりのシンセサイザー


録音もあまり変な事はせず普通に録りました


ドラムに関しては
録音してきた音がかなりクリアでHI-Fiだったので、ミックスの時にLo-Fiに加工しました

基本はドラムセット真上からシンバル類をトップマイクと
ドラム正面から5~6メートル離れた所に立てたアンビエンスマイクで収音したものでドラムの基本的な音を作り
オンマイクはスネアのスナッピー側とキックの中に入れたマイクを少し足すくらいでした

バランスが決まったドラムの音をSPL Kultubeという真空管ステレオコンプレッサーで音量をそろえて、伝家の宝刀カセットテープに録音

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という流れですね


戻って来た音をEQで少し調整してコンプレッサーをちょこっとかけて終了


ベースはレンジが広くシルキーに録れるAMEKのHAに直接さしてその後urei1176で少しコンプレッションしました

ドラムのキックやスネア、歌と合わせて聴いてEQしていったら結果レンジの狭い音に仕上がっていました^^;
このベースの音は結構理想的です、いても全然目立たないんだけど、ベースをミュートしてみると曲全体がいきなり寂しくなって、不安になってしまう
目立たないけど大事な音、そんなクールな存在なんです


ギターは通りフェンダーストラトキャスター、ジャズマスターにVOX AC30というお決まりの組み合わせなんですが、
曲後半ディストーションの壁が出てくる箇所はギブソンのレスポールを使いました(久しぶりの登場)

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やはり
レスポールにマーシャルの歪み
という王道の組み合わせは良いですね
ナイスディストーションでした

 

 

そんなディストーションの壁に負けず埋もれないヴォーカルを作るのには苦労しました

色々なコンプレッサーやプラグイン等 様々な方法を試してみましたがなかなかいい感じになってくれない
カセットテープにも録ってみたのですが、逆に埋もれてしまいました^^;

そんな中ピッタリな音が見つかりました
YAMAHA SPX900

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昔から使っているマルチエフェクター
この中に入っているディストーションをほんの少しだけ,本当に本当に少しだけかけるだけで歌がギターに埋もれずに出て来てくれたのです
レベルをあげなくても存在感のある歌が出来ました

 

 

 


最後にnord leadで作ったシンセパッドを曲全編にうっすら忍ばせて終了

 

優しくてドリーミーなんだけどオルタナティブな一曲に仕上がりました

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