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Category : 未分類

Carry on Your Youth楽曲解説『WOW』
Posted on 2014/08/28

もう夏休みも終わりですね
宿題は

・最初にやってしまう派

・コンスタントにやっていく派

・最後に追い込まれてやる派

・やらない派


どっち派?
という会話を耳にしなくなりました

 

 

 

てなかんじで

楽曲解説 今回は
M-6
「WOW」

 

 

冒頭からWOW WOWと連呼していますね

この曲はリエッフーが作詞作曲しました

最初曲をもらった段階ではエフェクティブでハイパーな曲でした

ソレを僕がlo-fiなバンドアレンジに仕上げました


メロディーや展開のユニークさが昔のプログレバンドっぽかったのでそういう雰囲気を付け加えました

ピンクフロイド×イエス×ジェネシス×ノイ×ジョイディビジョン×ソニックユース
という感じでしょうか(カナリとりとめのない組合わせ^^;)

 

ドラムマシーンと生ドラムがバトンタッチしていくのがGoodです


冒頭のリズムマシーンはKORG ELECTRIBE SXで組みました
esx
生ドラムの素材をサンプリングして加工
さらにエレクトライブにもとから入っている音を重ねました


意外と力強くパンチのある音だったのでかなり使い込んだカセットテープに録音
チープでLO-FIな味のあるビートが出来ました

エレクトライブで作ったビートと繋がりが良くなるように生ドラムもカセットテープに落としました

サビのドラムがジョンボーナムみたいな音になりました(あそこまでパワフルではありませんが…)

 

 

そんなリズムの上に乗るベースはいつも通りのラインの音ではカナリ浮いてしまうためベースもカセットテープへ
ココではそんなに過激な処理をするのではなく原音を保ちながらテープに録音しました

出来上がった音をベース単体で聴くとあまり印象は変わらないのですが、ビートに載せるといい感じにハマってくれました

 

ギターはいつもの組み合わせ
フェンダーのストラトキャスター,ジャズマスターにVOX AC30TBX


サビ前の歪み部分だけLINE6のPODで音を作りライン録音しました
pod-2n
もう13年くらい使っているものです

良いアンプシュミレーターはいっぱいあるのですが、初期のPODのPOD臭が好きで未だに手放せません

 

 


サビ部分に出てくるフェーザーサウンドはスタジオに転がっていたフェンダーのアンプで録りました

 


写真
メタルな音が作れるKRANKのディストーションペダルにエレハモスモールクローンを繋げました
音源では控え前な音量になっていますが録音現場はかなりの爆音でした

アースワークというマイクがかなり良かった
実際なっている音の印象をそのまま録音してくれる
キャラを楽しむマイクも面白いが、原音に忠実なマイクも良いものですね

 


ボーカルは最近よく使うSHURE SM57
楽器類がlo-fi気味なので歌は普通の音にしました
オケとのキャラが違うので音量を上げなくても浮いてくれます

 


そんな感じで何とも不思議な曲の出来上がり
rieFu作曲という事もあって新鮮で楽しかったです

アルバムにも良いスパイス効かせてます

 

今回はココまで

 

次回は
M-7 Only One Thing
です


お楽しみに!






ツアー情報

<delofamilia tour 14 “Carry on Your Youth”>

Ticket 全自由 ¥3,780(消費税込み/ ドリンク別)
※4歳以上チケットが必要となります。お客様のご判断にて未就学児童のご同伴をお願いいたします。

■9.12 Fri. 大阪CONPASS
OPEN 19:00 / START 19:30
info 清水音泉 06-6357-3666

■9.13 Sat. 名古屋ell. FITS ALL
OPEN 18:30 / START 19:00
info サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

■9.18 Thu. 渋谷duo MUSIC EXCHANGE
OPEN 19:00 / START 19:30
info 渋谷duo MUSIC EXCHANGE 03-5459-8711

Tickets Now On Sale!!
http://delofamilia.com/

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Carry on Your Youth楽曲解説『Your Youth』
Posted on 2014/08/24

夏休みも終わりに近づいてきましたね

行楽楽しんでいますか?

 

僕はレゲエを聴き、熱いブラックコーヒ(にミルクを足したもの)を飲みながらこの記事を書いています

食い合わせ悪そうですが、意外といいものですよ

 

 

しかし

暑い日が続きますね

 

そんな時にお進めしたいのが今回解説する

 

M-5

「Your Youth」

 

 

アルバム”Carry on Your Youth”の楽曲解説も後半戦

アルバムの顔ともいっていいこの曲

個人的にお気に入りの1曲です

 

アナログ盤ではB面の1曲目という事もあり、作品にドラマをもたらす一曲になっていると思います

 

 

 

 

聴けば-1、2度涼しくなりますよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

曲を出来た段階で

「この曲何拍子?」と Rie”チャンリエ”Fu に突っ込まれて気付きました

7拍子だそうです

恥ずかしい話ですが、制作段階で僕は全く気付いてなかったのです

 

思いついたメロディーにビートやらなんやらを付けていったので何の疑いもなくコトは進んでいったのです

 

指摘され,冷静に聴いてみると確かにちょっとおかしいです^^;

 

そこの不自然さがお気に入りのポイントだったりします

 

何の曲だったかは忘れましたが過去にも同じような事態がありました(みんなで探してみよう)

 

 

 

 

 

そんな不自然でクールなビートは生ドラムのサンプル素材で組み立てられています

 

スタジオで生ドラムを録り終えると必ず一つ一つの太鼓の音をもらいます

 

僕  :キックください

ドラマーさん :ドン

 

僕  :スネアください

ドラマーさん :タンッ

 

僕   :ハイハットください

ドラマーさん  :チッ   チー   チャー

 

 

 

という風に

キック(バスドラ)、スネア、ハイハット,タム類、シンバル類

を単発で持って帰ります

 

その素材をもらい続けて約12年

膨大なコレクションを蓄えています(勿論ドラマーさん、各関係者には了承済みのもの)

 

その素材をサンプラーに取り込み自動演奏させるのです

 

そうする事によってあの独特な音色のビートが作れるのです

 

 

 

サンプラーで組まれたビートはSPLのkultube(コンプレッサー)でグルーヴを調整 写真

その後カセットテープに落とし込む

サンプラーで組まれたビートはちょっと固めの音がします

一度テープに入れる事によってサンプラーの味も残しつつ、ちょっとだけ滑らかな音に仕上げてくれます

 

 

出来上がったビートにベースをのっけます

 

色々なベースを試したのですが、今回はシンセベースに落ち着きました

 写真-2

moog  slimphatty 

 

音生成装置が2個入っていて太くて男らしい音ベース作れます

 

今回は一個使用

いわゆるオシレーター一発サウンド

 

slimphatty

D.I

urei 1176(コンプレッサー)

 

 

 

slimphatty

Vox AC30TBX(ギターアンプ)

AT4081(リボンマイク)

AMEK DMA9098(マイクプリ)

urei 1176(コンプレッサー)

 

 

2系統を録音して混ぜて使いました

曲の展開によってslimphatty のフィルターを手動で動かし表情を作っています

 

 

 

 

 

ギターはオーソドックスです

 

ジャズマスター&ストラトキャスターにVOX AC30TBXという僕の中での王道セットです

 

リバーブやディレイ、モジュレーション系は全てコンパクトエフェクターを通して録音しています

 

 

 

歌はSM57を使用

最近お気に入りのマイクです(リエチャン以外では使った事ないですが…)

普通はギターアンプやスネア等を録るマイクらしいのですが、曲によってはRiefuの声に合う事が多いです

 

このマイクで録ると後処理が最小限でカッコイイ音になってくれます

 写真-1

歌に不思議な空間を持たせたかったのでYAMAHA SPX900でディストーションとルームリバーブで処理した歌素材を

原音に足しました

 

このSPX900 は本当に味があります

手放せない機材の一つです

 

 

 

 

 

最後にソフトのパッチシンセでノイズを作り冒頭や曲全体に忍び込ませて出来上がり!

 

この夏の暑さを軽減してくれる一曲の出来上がり

 

 

今回はココまで

 

 

次回は

M-6 wow

です

 

お楽しみに

 

 

ツアー情報

<delofamilia tour 14 “Carry on Your Youth”>

Ticket 全自由 ¥3,780(消費税込み/ ドリンク別)
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Carry on Your Youth楽曲解説『hope-lab』
Posted on 2014/08/18

暑さ極まってきましたね
各地では花火大会ラッシュです
浴衣は意外と暑いという意外な事実を知ってしまいました

 


ってな感じで楽曲解説始めます
今回は
M-4「hope-lab」

delofamiliaには珍しいインスト曲
ファーストアルバムにはインスト入ってましたが、チャンリエが加入してからは初となります

アルバム制作時期には影も形もなかったこのhope-lab
アルバム収録予定の12~13曲を録音し終えて曲順を考える…しかしなかなかしっくりこない
今回はアナログレコードも作るというのもあって流れを作るのが難しい
A面,B面の最後の曲が決まらない

そこでピンときた!
インスト曲だ!

前から頭の片隅にあったアイディアを試してみると良い感じになりそうな予感

そのアイディアとは
自分たちの曲からサンプリングして曲を構築する
というもの

僕は昔からサンプリングが大好きなのである
学生時代からサンプラー片手に色々な音源からサンプリングして遊んでいた
その時は人様の曲からサンプリングしてたのだが、今回はアルバム「Carry on Your youth」全曲からサンプリングするという縛りをもうけて実施

ドラムと声素材はなんとでもなるので問題ない
幸いな事にギターは全パートライン録音も同時にしていたので何とかなりそうだ

ライン録音とはエフェクターやアンプ等は使用しないで、ギター本体の音だけを録音することを言います(この時点ではクリアなペラペラした音)


ライン録音素材の色々なフレーズを繋ぎ合わせ一つのフレーズを作る
そしたらそこに重なるフレーズをまた作る

要するに

リズム素材(各曲からサンプリングして来たリズムマシーンやドラムセット)

ギター(ライン録音素材の色々なフレーズを繋ぎ合わせ一つのフレーズを作る)

ギター(ライン録音素材の色々なフレーズを繋ぎ合わせ一つのフレーズを作る)

ギター(ライン録音素材の色々なフレーズを繋ぎ合わせ一つのフレーズを作る)

声(Because of Animalsから持って来たフレーズ)

グロッケン(こちらはサンプルではなく新たに録音したもの)

という風になっているのです

ラインギターはそのままだと味気ない音なのと、つぎはぎだらけで違和感があるのでギターアンプに送ってマイク録音
(リアンプという手法!詳しくはお近くのカリスマリアンプ職人に聴いてみよう)

家のリビングにアンプ(VOX AC30)を置いて2~3メートル離した所にメーカー不明のダイナミックマイクと友達から借りパクしたオーディオテクニカの細いペンシル形コンデンサーマイクで録音

部屋の音が独特な味わい深い音をゲット

 

この曲はミックス終了後にステレオ2ミックスをカセットテープに落とすという荒技を使いました
こうする事により全体がまとまりサンプルだらけのぼこぼこ感が和らぎました

 

こうやって出来上がった曲を4曲目に入れる事によりアルバムにドラマが生まれました
アナログ盤ではA面のラストを飾りB面への期待感を煽る重要な曲になりました

『アナログ盤を作る』というテーマがなければ出来なかった一曲です

 


DSC02048

 

 

今回の楽曲解説はいつもと趣向が違ってしまいました…
気まぐれで申し訳ないです…

 

 


次回は
M-5「Your Youth」


お楽しみに!




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