廣山直人 (delofamilia) × 山本博之 (JOIN ALIVEプロデューサー/Mount Alive代表) Interview

NAOTO よろしくお願いします。自己紹介などをもらえればありがたいです。

山本 もう私なんぞに声かけていただいて、光栄でございます。札幌でORANGE RANGEやdelofamiliaのコンサートプロモーターを担当してます、マウントアライブの山本と申します。よろしくお願いします。

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NAOTO 僕らちゃんと一緒に回るのって、マウントアライブができてからですよね?

山本 そうですね。前の会社のときは、皆さんのことはよく知ってたんですけど、別な担当の方がいたので、新しい会社になって初めて札幌以外、たくさん都市を回ったのがORANGE RANGEだったんで、まあ一緒に回って、とても印象に残ってますね。釧路とかね。

NAOTO 旭川かどっかで、ラーメン屋に連れっていってもらって。怒髪天の増子さんの話しをしたのを覚えてる。

山本 話しましたねー。あんまり言えないけど、いいやつなんですけど面倒くさいっていう(笑)。同じ北海道出身で、何やかんやいって彼とはつき合い長いっすね。年齢は増子くんが僕より1個下なんです。なんで、一応先輩で。1歳でも下だと、意外に北海道も縦なので大変になったりとかするんですよね。

NAOTO 僕ら、マウントアライブにお世話になって何年ぐらいですかね?

山本 会社が丸5年になるので、できたその年の10月に皆さんツアー回ってくれたんで。本当5年くらい、より深くおつき合いをさせていただいているという感じでしょうか。

NAOTO いろんなイベンターさんによくしてもらってるんですけど、現場担当の人としゃべることはあっても、立場的に上の人としゃべるのは山本さんぐらい(笑)。

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山本 いや、そう言っていただけるとありがたいし、何やかんやで酒の力にまかせて。

NAOTO いろいろお話しをしてて、おもしろそうだなあと思って今に至るんですけど。Queenの話で盛り上がりましたよね。

山本 Queenね。Queen好きですね。

NAOTO 僕も好きなんですけど。あとは何かコーチェラ・フェスティバルのパンフレットで3時間ぐらいしゃべってた(笑)。行かれてますよね?

山本 コーチェラは2、3年前に行きました。

NAOTO それを1軒目で取り出して、2軒目焼酎バーに行って、もうそれが引き続き、ずっとっていう感じで(笑)。JOIN ALIVEも初年度出してもらったり、一昨年はdelofamiliaもレンジも出してもらって。

山本 delofamiliaも出ていただいて。レンジも出ていただいてということで、本当にお世話になってるんですけれども。

NAOTO 僕ら、全体的に全国好きなんですけど、北海道は本当にお世辞じゃなくみんな好きで。

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山本 ありがとうございます。本当に、まあ、よく皆さん飲まれますもんね。

NAOTO JOINは後ろのアーティストエリアの感じもありますし。やっぱり他にはないですよね。いきなりJOINの話になっちゃいますけど、海外のアーティストも来るじゃないですか? いわゆる日本人のフェスなのに。ああいうのだったり、1回だったけど2週にわたって開催したりとかして、結構個性的なイベントだと思うんです。そういうアイデアというか、コンセプトはどうやって具現化していくんですか?

山本 基本的にはそういうフェスティバルのアイデアは全部コピーですね。どっかのマネ。特に海外のフェスティバルには、マウントアライブ立ち上げる前は毎年のように見に行ってて。そこでいろんなことが入ってくるんですよね。余計なことまで入ってきてムダなことばっかりやって(笑)、お金ばっかり使ってスタッフに怒られる、みたいなこともあるんですけれども、やっぱりいろんな刺激になって。例えばJOIN ALIVEの会場は遊園地があって、横に音楽堂があってっていう、もう全部が公園で。そういう広い公園を会場にしてっていうのもオランダのフェスティバルを見て、ああこういうのいつかやりたいななんて思ってたんですよね。

NAOTO アイデアを取り入れつつもアレンジしていって。

山本 そうそう。おかげさまでJOIN ALIVEに出たいななんていう方々もたくさんいたので、じゃあたくさんの人をイベントに呼ぶってなると、日数増やすかステージ増やすしかないので。ステージ増やすよりは日数増やして、お客さんの選択肢も広がるしいいかなとか思ってやったんですよね。だから、ミュージシャンの方々からいろんなアイデアをもらったりとかありますし。ステージでは皆さんすごいいいライブをしてくれるので。戻ってきてくつろいでほしいなっていうときに、そのバックヤードのロケーションとかこだわらなきゃダメだろうっていうのもあって。とにかく北海道らしいもので、「うまい!」ってひと言言ってもらおうっていうのがテーマで。最初はスープカレーとかいろんなメニューも考案して、試食会までして。

NAOTO そういうことまでするんですね。

 

 

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